メッセージ

あなたの御言葉は、わたしの道の光/わたしの歩みを照らす灯。(詩編119篇105節)

主を知っているか

投稿者
toshibetsu
投稿日
2026-01-11 22:23
閲覧数
17
260111利別教会メッセージ
御言葉:ヨハネによる福音書17章1節から5節
題:主を知っているか
先週は神様の口から出る御言葉の力について聖書を読みました。御言葉は、主なる神様の御心を必ず成し遂げます。この御言葉の力を信頼して、御言葉に従って生きる私と皆さんの一年となりますように祝福します。私たちは沢山の情報が流れるこの世で生活していますが、「主を知る」とはどんなことであるのか、イエス様の祈りから学びたいと思います。
1 時が来ました
1節の前半です。「イエスはこれらのことを話してから、天を仰いで言われた。「父よ、時が来ました。」イエス様が天を仰いで、「父よ、時が来ました」と祈られました。私たちも大変な覚悟を持って、そのように祈る時がありますが、イエス様に差し迫っていたその「時」について、考えてみたいと思います。
1節の「これらのこと」とは、イエス様が最後に弟子たちに語られた内容で、13~16章を指します。13章では、過越祭の前にイエス様がこの世から父のもとに移る御自分の時、つまり捕らえられて死ぬ時が来たことを悟られ、弟子たちをこの上なく愛して、一人ひとりの足を洗われました。この最後の晩餐の席で、イスカリオテのユダの裏切りを予告し、その予告のとおりにユダはイエス様を売るために最後の晩餐の席を立って出て行きました。14章では御自分がこの世を離れるので、もう弟子たちと一緒にいることはできない時が来ると予告されました。15章からは弟子たちが受ける迫害を予告されましたが、ぶどうの木であるイエス様につながっていれば豊かに実を結ぶ約束もしました。そして、16章では、弟子たちがこの世では苦難がありますが、イエス様が既に勝っていること、そして、イエス様御自身が父のもとに行かれると、助けてくださる聖霊様が送られることを約束しました。
これらの出来事の後、今この「時」は、イエス様がまさに、多くの預言の御言葉のとおりに裏切られて、銀貨30枚で売られて、捕らえられて、十字架にかけられて死なれる、その時が来たことを意味します。実際、この祈りの後の18章で、イエス様はゲッセマネの園に出て行かれました。そこで、イスカリオテのユダに率いられた一団によって、イエス様は捕らえられました。
2 父の栄光を現すための「子の栄光」
その時が迫った今、イエス様は何を父なる神様に祈り求められたでしょうか。1節の後半です。「あなたの子があなたの栄光を現すようになるために、子に栄光を与えてください。」と求められました。「子に栄光を与えてください」という祈りです。その目的は、「子」であるイエス様が父なる神様の栄光を現すようになるためでした。
子であるイエス様は、父なる神様の栄光をどのように現わされたでしょう。フィリピの信徒への手紙2章6節から8節です。「6キリストは、神の身分でありながら、~人間の姿で現れ、8へりくだって、~十字架の死に至るまで従順でした。」十字架の死への道を歩んで、そうして、イエス様は、父なる神様の栄光を現されました。続きの、9節から11節です。「9このため、神はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになりました。 10こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、イエスの御名にひざまずき、 11すべての舌が、「イエス・キリストは主である」と公に宣べて、父である神をたたえるのです。」ですから、イエス様が十字架にかかって死なれた結果、子は栄光を受けられ、父なる神様の栄光が現わされてほめたたえられました。
 では、イエス様の十字架の死と復活によってあらわされた神様の栄光は、どんな栄光でしょうか。それは、神様の公義と愛の完全な現れであると思われます。罪のないイエス様が自ら受けた十字架の死は、神様の公義を現しました。出エジプト記34章7節の後半です。「~しかし罰すべき者を罰せずにはおかず、父祖の罪を、子、孫に三代、四代までも問う者。」とありますが、イエス様が私たち人間の罪に対する罰を身代わりに受けられたからです。ですから、イエス様の苦しい寂しい、父なる神様からも見捨てられて受けた十字架での罰は私の罪への神様の公義に基づく怒りと憤りでした。また同時に、その死によって、神様の私たちへの愛が現わされました。ローマの信徒への手紙5章8節です。「しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。」とあるとおりです。このように、十字架と復活によって、神様の公義と愛が完全に現わされました。
3 すべての人を支配する権能
2節です。「あなたは子にすべての人を支配する権能をお与えになりました。そのために、子はあなたからゆだねられた人すべてに、永遠の命を与えることができるのです。」
父なる神様は子であるイエス様にすべての人を支配する権能を与えられました。「権能」とは、法的に、または公に認められた権限であって、その権限を具体的に行使する力を含むものです。つまり、権能が与えられるというのは、他の者とは区別される公に認められた者として、実効性のある力を発揮することを意味します。
2節によると、父なる神様がイエス様に、すべての人を支配する権能を与えられました。つまり、父なる神様の御前で、公に、全ての人を支配する権限と力が与えられました。ですから、この世のどんな権力も、イエス様に与えられた権能に抗うことができません。どんな権力者も、どんなお金持ちも、その人を最終的に支配しているのはイエス様だと明言しています。実際、人間は誰でも、5分後に自分の命がどうなるか、知ることができません。ヤコブの手紙4:14「14あなたがたには自分の命がどうなるか、明日のことは分からないのです。」人は計画を決定しますが、明日何が起こるのか、知っている人はいません。でも、全ての人を支配する権能を持つイエス様は、御自分のところに来た人々が、自分の将来のことで思い悩む姿を憐れんで、こう教えられました。マタイによる福音書6章30節です。「30今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。」続けて31~33節です。「31だから、思い悩むな、~33何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」私たちがイエス様を知る時、本当の意味で全ての人の命の主権者であり、全ての人の命を支配する権能を持つ方として知っている必要があります。そう知って御言葉に従い、思い悩むのをやめて神の国と神の義を求めるならば、全ての人を支配する権能を持った方が、御言葉の約束のとおりに必要を満たして下さることが分かります。
では、子であるイエス様のその権能は、何を実行する権能でしょうか。2節の後半です。「そのために、子はあなたからゆだねられた人すべてに、永遠の命を与えることができるのです。」とあります。権能が与えられたので、その結果、神様からゆだねられたすべての人に、その権能を用いて、イエス様は永遠の命を与えることができると仰いました。
4 永遠の命とは
その永遠の命とは何なのか、3節に語られています。「永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。」ここの「知る」という単語は英語でknowです。この単語は体験的に知ることを意味します。夫婦の間柄を現す言葉です。夫婦であれば、夫について、妻について誰かから聞いて知るというのはあり得ないことです。夫のことは妻が、妻の事は夫が、もっともよく、直接知っています。ちょうどそのように、私もイエス様と神様を知り、神様とイエス様も私を知るという意味です。
ここで、「唯一のまことの神、父なる神」と「父なる神が遣わされたイエス・キリスト」を知る事が、永遠の命であると言っています。この永遠の命を与える方法についてマタイによる福音書にはこのように書かれています。28章18節後半です。「18bわたしは天と地の一切の権能を授かっている。」そして、19、20節です。「19だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、 20あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。」と命じられました。これは、イエス様の弟子を立てて、福音伝道で唯一の真の神様と救い主イエス様を信じた者に洗礼を授ける方法で、永遠の命が与えられるということです。
 御言葉を聞くことと信じることと、永遠の命について、イエス様はこう仰いました。ヨハネによる福音書5章24節です。「はっきり言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁かれることなく、死から命へと移っている。」ですから、誰でも、御言葉を聞いて信じるならば、その信仰によって唯一のまことの父なる神様とイエス・キリストを知ることになり、永遠の命を得ているということです。
でも、よく知らないのにどうして信じることができるでしょうかという方もいると思います。先ほど、この「知る」というのは体験的に知るknowだと言いました。私たち人間には、神様を知り尽くすことは不可能です。でも、信じて、知ることはできます。人間関係も同じです。夫婦でも、お互いを完全に知っているわけではありません。完全に知らなければ、結婚できないとしたら、永遠に結婚できないでしょう。神様と私たち人間との関係も同じだと思います。神様を信じて、人格と人格の関係を築くことで神様をもっと知るようになると信じます。コリントの信徒への手紙一13章12節です。「わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。わたしは、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。」
5 天地創造まえの栄光
イエス様は4節、5節でもう一度、ご自身の栄光を与えて下さるようにと祈られました。「4わたしは、行うようにとあなたが与えてくださった業を成し遂げて、地上であなたの栄光を現しました。5父よ、今、御前でわたしに栄光を与えてください。世界が造られる前に、わたしがみもとで持っていたあの栄光を。」この世で成すべき全ての御業を成し遂げて、神様の栄光を現したので、それで今、天地創造の前に御自身が持っておられた神様としてのご栄光を与えてくださいと祈られました。
天地創造の前から持っておられた、「その栄光」を待ち望みながら、イエス様は蔑まれ、傷つけられ、突き刺され、血を流して死なれたことでしょう。人にどう思われるかなんて気にしなかったでしょう。ひたすらに罪びとの罪を担うために尽くされたことでしょう。それで全ての苦しみを耐えることができたことでしょう。
世界が造られる前に持っておられた栄光とは、人間の肉体に宿られる前に子なる神様ご自身が持っておられた、神様としての栄光です。恐らく口で表現することのできないほどの眩しい栄光でしょう。そして、聖書には神様の子とされたクリスチャンも、イエスキリストの栄光を受け継ぐと約束されています。ローマの信徒への手紙8章17節です。「もし子供であれば、相続人でもあります。神の相続人、しかもキリストと共同の相続人です。キリストと共に苦しむなら、共にその栄光をも受けるからです。」
6 招きと決心
それでは、招きと決心の時間を持ちたいと思います。今日のメッセージの題は「主を知っているか」です。イエス様は、私たち罪人を愛し、永遠の命を与えるためにこの世に遣わされた神様です。永遠の命は、イエスキリストを自分の罪、自分の咎、自分の恥、自分の弱さ、自分の病のための救い主であると知って、信じることによって、だれでも頂くことができます。ヨハネによる福音書3章16節です。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」
私たちは創造主にはありのままに知られています。何一つ隠されていることはありません。私たちの過去や、今の境遇をそのままご存知です。その上で、全ての人の命を支配される方が、私たち一人一人に声をかけて下さっています。イザヤ書43章「18b昔のことを思いめぐらすな。19見よ、新しいことをわたしは行う。今や、それは芽生えている。あなたたちはそれを悟らないのか。わたしは荒れ野に道を敷き 砂漠に大河を流れさせる。」イエスキリストは、すべての人を支配する権能を持っておられる、真の主権者です。天と地の一切の権能を持っておられる、力ある救い主です。ですから、霧のように僅かに現れてやがて消えて行く人生の中で、救い主に出会って主を知ること、すなわち信じることこそが最も幸いな祝福です。その祝福を頂けますように祈ります。
祈ります。「天の父なる神様。わたしは罪びとです。どこから来て、どうして生まれ、何のために生きて、最後はどこに行くのか知ることもなく、さまよい、ただひたすら生きてきました。私の罪のために、十字架にかかり、罪をきよめる血を流して死なれ、よみがえられたイエス様を、私の救い主としてお迎えします。私はきよめられ、神様の子供になりました。感謝します。今から、いつまでも、主と共におります。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。皆さまを祝福します。「皆さんの魂が恵まれているように、皆さんがすべての面で恵まれ、健康であるように祝福します。」
合計 39
手順 タイトル 投稿者 投稿日 推薦 閲覧数
39
New 主を知っているか
toshibetsu | 2026.01.11 | 推薦 2 | 閲覧数 17
toshibetsu 2026.01.11 2 17
38
御言葉の力
toshibetsu | 2026.01.07 | 推薦 1 | 閲覧数 23
toshibetsu 2026.01.07 1 23
37
忍耐
toshibetsu | 2026.01.01 | 推薦 2 | 閲覧数 29
toshibetsu 2026.01.01 2 29
36
どんなときにも感謝
toshibetsu | 2025.12.28 | 推薦 1 | 閲覧数 40
toshibetsu 2025.12.28 1 40
35
あけぼのの光
toshibetsu | 2025.12.28 | 推薦 1 | 閲覧数 33
toshibetsu 2025.12.28 1 33
34
救いの角
toshibetsu | 2025.12.21 | 推薦 1 | 閲覧数 40
toshibetsu 2025.12.21 1 40
33
独り子を与えられた愛
toshibetsu | 2025.12.15 | 推薦 2 | 閲覧数 44
toshibetsu 2025.12.15 2 44
32
謙遜の王
toshibetsu | 2025.12.07 | 推薦 0 | 閲覧数 54
toshibetsu 2025.12.07 0 54
31
私の初の聖誕
toshibetsu | 2025.11.23 | 推薦 1 | 閲覧数 68
toshibetsu 2025.11.23 1 68
30
逃れの町
toshibetsu | 2025.11.17 | 推薦 2 | 閲覧数 73
toshibetsu 2025.11.17 2 73