メッセージ

あなたの御言葉は、わたしの道の光/わたしの歩みを照らす灯。(詩編119篇105節)

聞いて行う者

投稿者
toshibetsu
投稿日
2026-03-01 21:06
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260301利別教会メッセージ
御言葉:マタイによる福音書7章24節から27節
題:聞いて行う者
先週は主の助けという題で創造主である神様の助けをいただいて生きる道を聖書から学びました。今日は聞いて行う者という題です。
1. 天の国に入る教え
 24節です。「「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。」」今日の家と土台の話は、5章から始まる山上の説教と呼ばれる、イエス様の説教の最後の部分です。山上の説教でイエス様は、見た目ではなく、本当に正しく、裏表がなく、神様の御前に誠実な実生活をするように強調しておられます。
そして、イエス様は、偽預言者を警戒しなさい、と強調されました。偽の教えを聞く人も、天の国に入れなくなるからでしょう。マタイによる福音書7章15節「15彼らは羊の皮を身にまとってあなた方のところに来るが、その内側は貪欲な狼である」と語られました。そして、本物か偽物かはその結ぶ実、つまりその人の行いの結果で見分けなさい、と仰いました。
そして、7章の22節、23節は「22「かの日には、大勢の者がわたしに、『主よ、主よ、わたしたちは御名によって預言し、御名によって悪霊を追い出し、御名によって奇跡をいろいろ行ったではありませんか』と言うであろう。23そのとき、わたしはきっぱりとこう言おう。『あなたたちのことは全然知らない。不法を働く者ども、わたしから離れ去れ。』」」とあります。偽の信仰、見せるだけの信仰、裏表が違う信仰の持ち主は、牧師であれ、偉大な伝道者であれ、その人たちに向かってイエス様が、「知らない、不法を働く者ども、わたしから離れ去れ」と言われるということがあるのです。代表的な例は、イスカリオテのユダです。イエス様の十二弟子ですから、預言し、悪霊を追い出し、奇跡の業を行ったはずです。でも、最後に彼が結んだ実はどんな実だったでしょうか。イエス様を裏切って銀貨30枚で売り飛ばしました。そして、悔い改めることなく、自殺しました。イエス様の愛を本当には信じられなかったのです。無条件に受け入れて下さる愛を信じる信仰がありませんでした。最後に彼が結んだ実は、永遠の滅びに至る、不信仰の実でした。
ここまで話されて、最後に、この山上の説教を聞く弟子たちに教えられたのが、今日の本文です。24節をもう一度読みましょう。「「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。」御言葉を聞いて行うことが人生の歩みにおいて大切であるということです。その人は岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ていると言います。
2. 倒れなかった
25節です。「雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。」イエス様の御言葉を聞いて行う者は岩の上に家を建てた賢い人であると語られました。なぜなら、大雨が降って、川があふれ、家を襲っても倒れなかったからです。
御言葉を聞いて行う者にも臨むはずの、家が倒れるような出来事は何を意味するのでしょうか。先ほどの「主よ、主よ」と言う人たちに、「あなたたちのことは全然知らない。不法を行う者ども、わたしから離れ去れ」の話までの文脈から考えると、何よりも、天の国に入るかどうか、つまり、死とその後の裁きを意味すると思われます。
イエス様の御言葉を聞いても、行わないで最後まで不足なく生活するということはあり得ます。しかし、死とその後の裁きは誰にも必ず訪れ、そこではこの世の地位や財産や年金が何の役にも立ちません。ヘブライ人への手紙9章27節です。「27また、人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっているように、」とあるとおりです。しかし、イエス様の御言葉を聞いて行う者は皆、一度死んで裁きを受ける時に、倒れることがない、永遠の罰の裁きを免れる、と約束されています。
3. 倒れ方がひどかった
それではイエス様の御言葉を聞くだけで行わない人はどうなるでしょう。26、27節です。「26わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。27雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」イエス様の御言葉を聞くだけで行わない人は砂の上に家を建てた愚かな人に似ていると語られました。そして、大雨が降って川があふれ、その家に襲いかかると倒れました。この御言葉を読みながら心に重く残るのが、「愚かな人、その倒れ方がひどかった」という言葉です。
ここで言う「愚かな人」は神様を知らない人、神様と関係のない人を意味します。つまりイエス様の御言葉、聖書の御言葉を聞くだけで行わない人は、神様を知ることができないことを意味します。そして、もっと心に重く響くのが「その倒れ方がひどかった。」という表現です。なぜなら、イエス様の御言葉を聞きもせず、行いもしなかった人も倒れますが、聞いただけでも少しマシかも知れない、と期待するのですが、実際には倒れてしまったので、ひどいと思わされるのではないでしょうか。
では、雨が降り、川があふれ、風が吹いて家を襲う時にも倒れない、岩であるイエス様の御言葉、必ず来る裁きに十分に耐えて命を得させる、天の国に入るために聞いて行うべき御言葉は何でしょうか。
4. 聞いて信じなさい
聞いて行うべき御言葉の一番目はまず、イエス様の声を聞いて信じることです。信じるというのは行いです。ヨハネによる福音書5章24、25節です。「24はっきり言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁かれることなく、死から命へと移っている。25はっきり言っておく。死んだ者が神の子の声を聞く時が来る。今やその時である。その声を聞いた者は生きる。」イエス様の言葉を聞いて、イエス様を自分の罪のための救い主としてお遣わしになった神様を信じる者は永遠の命を得、裁かれることなく、死から命へと移っているからです。
どうやって信じることができるのだろうかと思う人もいるかも知れません。自分が信じているのか信じていないのか分からないという人もいるかも知れません。信じるというのは、自分が決めて行うように見えますが、実は、神様の恵みであり、聖霊様の働きです。そして、求める者に必ず与えられる恵みです。マタイによる福音書7章7節「7求めなさい、そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」どこの誰であっても、聖霊様は、まことの神様を知りたいという願いに、必ず応えて下さいます。そして、信じるためには御言葉を読み聞くことが大切であると教えます。ローマの信徒への手紙10章17節です。「実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。」よく聞くことは自分に語りかけられた言葉として聞くことです。また、自分は救い主が必要な罪人であるという立場で、御言葉を聞くことです。そして、イエス様を自分の救い主として受け入れることです。ローマの信徒への手紙10章9、10節です。「9口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。10実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。」
5 愛しなさい
聞いて行うべき御言葉の二番目は愛です。愛するという行いです。マタイによる福音書22章37から40節です。「37イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』38これが最も重要な第一の掟である。39第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』40律法全体と預言者は、この二つのおきてに基づいている。」」イエス様も新しい掟を与えられました。ヨハネによる福音書13章34、35節です。「34あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。35互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる。」そして、愛することについて、もう少し具体的に教えられました。マタイによる福音書25章の山羊と羊に分けられて裁かれる場面です。40節と45、46節です。「40そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』~45そこで、王は答える。『はっきり言っておく。この最も小さい者の一人にしなかったのは、わたしにしてくれなかったことなのである。』46こうして、この者どもは永遠の罰を受け、正しい人たちは永遠の命にあずかるのである。」」ここでもやっぱり、愛しない者は永遠の罰を受けるとあります。信じる者は救われるのに、愛するかどうかが永遠の罰と命を決めるのか、と思うかもしれません。
なぜ、愛しないまた愛さない人は永遠の裁きを受けるのでしょうか。ヨハネの手紙一3章15、17節です。「15兄弟を憎む者は皆、人殺しです。あなたがたの知っているとおり、すべて人殺しには永遠の命がとどまっていません。~17世の富を持ちながら、兄弟が必要な物に事欠くのを見て同情しない者があれば、どうして神の愛がそのような者の内にとどまるでしょう。」つまり、兄弟を憎む人、赦さない人、愛さない人には、神様の愛、イエス・キリストによる罪の赦しがとどまっていない証拠を持っていることなので、永遠の罰を受けるということです。
6 感謝しなさい
聞いて行う御言葉の三つ目は「感謝しなさい」です。感謝、讃美、喜びは、イエスキリストの命を与えられた創造主の愛と、主権と、力に対する信仰の表現としての行動です。テサロニケの信徒への手紙5章18節です。「どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」この御言葉は、実行が難しい御言葉かもしれません。感謝したいことに感謝するのが人間です。生まれながらの人間でどんなことにも感謝する人はいないからです。
しかし、感謝を命令された神様は、祝福を約束しておられます。詩編100篇4、5節です。「4感謝の歌をうたって主の門に進み讃美の歌をうたって主の庭に入れ。感謝をささげ、御名をたたえよ。5主は恵み深く、慈しみはとこしえに主の真実は代々に及ぶ。」主の門とは、主の庭への入口です。主の庭には主なる神様がいらっしゃいます。主の御臨在があります。そこには、暗闇ではなく光がいつもあります。主の門は、感謝によって開かれます。感謝こそが、主の御臨在のあふれる主の庭に進むことを可能にします。深い恵みが臨み、慈しみがとこしえに及び、主の真実は代々にまで及びます。そして、感謝によって開かれるのは主の門だけではありません。家の門、病の癒しの門、学校の門、職場の門、そして人間関係の門も、感謝と讃美をもって進むとき、そこに主の門が開かれ、そこが礼拝の場となり、そこが主の庭になります。そこに、恵みと慈しみが臨みます。そこに、奇跡の業が現わされます。しかし、不平不満、苛立ち、不信仰や諦めがあるところに、主の門は開かれません。不信仰の実だけが現わされます。私たちが讃美と感謝を込めて主日の礼拝をささげ、讃美と感謝を込めて生活の現場で一週間を過ごすことを求め続けましょう。主が助けて下さり、私たちの求めるその現場に、主の門が開かれ、主の御臨在が臨むはずです。
7 招きと決心の時間
私たちがイエスキリストの福音の御言葉を聞いて信じ、愛された者として愛し、感謝しますように祝福します。今日は教会創立記念日です。今金、北桧山、せたなの地に入植した私たちの先人たちは、神様からの御言葉とビジョンを頂いて、それを実現するために手足を動かした、信仰と行動の先人たちでした。私たちが神様からいただく御言葉はそれぞれにあるかもしれません。しかし、聞くだけで満足するのではなく、先人たちに倣って、イエスキリストの十字架に従順し、行動する人生となりますように祈ります。
 それでは招きと決心の時間を持ちたいと思います。ここに、まだイエス様を自分の罪のための救い主として受け入れていない方がおられるのでしょうか。この時間、イエス様を自分の救い主として受け入れますようにお勧めします。聖書は私たちの人生について、僅かの間に現れて、やがて消えて行く霧のようであると言います。そのように短い人生の中で、イエス様を受け入れ、信じて罪が赦され、神様の子供になり、永遠の命をいただき、この世でも岩の上に建てた家のような人生を生きるより、幸いな人生はありません。マタイによる福音書7章25節「雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。」イエスキリストの十字架の福音は揺るがない岩盤です。これを聞いて信じ、受け入れる人は岩の上に建てられた家のように、一度死んで裁きを受ける時も倒れることなく平安の内に、永遠の命を受けることができます。
祈ります。「天の父なる神様。わたしは罪びとです。どこから来て、どうして生まれ、何のために生きて、最後はどこに行くのか知ることもなく、さまよい、ただひたすら生きてきました。私の罪のために、十字架にかかり、罪をきよめる血を流して死なれ、よみがえられたイエス様を、私の救い主としてお迎えします。私はきよめられ、神様の子供になりました。感謝します。今から、いつまでも、主と共におります。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。今、共に祈られた皆さまを祝福します。「皆さんの魂が恵まれているように、すべての面で恵まれ、健康であるように祝福します。」
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