メッセージ

あなたの御言葉は、わたしの道の光/わたしの歩みを照らす灯。(詩編119篇105節)

主の祝福があるように

投稿者
toshibetsu
投稿日
2025-09-28 21:39
閲覧数
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250928利別教会メッセージ
御言葉:ルツ記2章23節後半から3章13節
題:主の祝福があるように
先週のメッセージは本当に慰められましたという題でした。主の御翼のもとに逃れたルツを、神様は豊かで慈しみ深い愛をもって慰められました。私と皆さんがいつもどんな時にも主のもとに逃れ、より頼みますように祝福します。今日は主の祝福があるようにという題で、聖書の神様を知らない異邦人であったルツに与えられた主の祝福と、その祝福を受ける器となったルツについて、御言葉を読みたいと思います。
1. 幸せになる落ち着き先
2章の23節の後半から3章の1節です。「ルツはしゅうとめと一緒に暮らしていたが、1しゅうとめのナオミが言った。「わたしの娘よ、わたしはあなたが幸せになる落ち着き先を探してきました。」大麦の収穫の間、ルツはボアズの麦畑で落ち穂を拾いながら、母ナオミと一緒に暮らしていました。そして、麦の刈り入れが終わろうとしていたある日の夜、知り合いの家を訪ねて帰って来たナオミがルツを呼んで笑顔で言いました。「わたしはあなたが幸せになる落ち着き先を探してき」たのよ。「幸せになる落ち着き先」という言葉を聞いたルツはどんな気持ちになったでしょうか。もちろん、それが結婚を意味すると察知したに違いありません。一度結婚したにせよ、ルツはまだまだ若かったでしょう。なので、普通に同じ年ごろの相手を母ナオミが探してきたのかしらと思ったかもしれません。
しかし、3章の2節の前半です。「2あなたが一緒に働いてきた女たちの雇い主ボアズはわたしたちの親戚です。」ナオミが持ち出した名前は、ボアズでした。「あなたが一緒に働いて来た女たちの雇い主ボアズは私たちの親戚です」と言うのでした。2章20b節で「「その人はわたしたちと縁続きの人です。わたしたちの家を絶やさないようにする責任のある人の一人です。」」とあることから、ボアズは親戚であり、ナオミと夫エリメレク、ルツと夫キルヨンの家を絶やさないように、つまり子孫を残して嗣業の土地を維持させる責任のある人でした。今、力もお金も、何より後継者がなくなり、嗣業の地を取り戻せず、手放さなければいけないところでした。神様の律法によれば、親類の一人としてボアズにも、この土地を買い戻す責任があり、権利がありました。親類は何人かいたはずですが、ナオミは、モアブの地からルツと一緒に戻って来た以来の慈しみ深い神様の導きを通して、ボアズこそが、ルツのための神様の備えではないかと思い巡らせていたのでしょう。
神様を主と仰ぐナオミは、今や確信に満ちて、ルツの再婚先としてボアズの名前を挙げたのでした。ボアズの名前を聞いたときのルツの思いを天国に行って必ず聞きたいところですが、皆さんはどう思われますか。ナオミはナオミ自身とルツの人生にとってターニングポイントになることを分かったでしょう。喜びながら話を続けました。
2.プロポーズ
2節の後半から4節です。「2~あの人は今晩、麦打ち場で大麦をふるい分けるそうです。3体を洗って香油を塗り、肩掛けを羽織って麦打ち場に下って行きなさい。ただあの人が食事を済ませ、飲み終わるまでは気づかれないようにしなさい。4あの人が休むとき、その場所を見届けておいて、後でそばへ行き、あの人の衣の裾で身を覆って横になりなさい。その後すべきことは、あの人が教えてくれるでしょう。」」ナオミはボアズの情報を知人から聞いてきたのでしょうか。そして、ルツがどうするべきかについて詳しく指示しました。
この御言葉の「あの人の衣の裾で身を覆って横にな」るとは、当時のプロポーズの一つです。しかし、ボアズと神様を本当に信頼するのでなければ、若いルツにこんな指示は出せません。ナオミには、誠実な神様の導きが何であるのか分かっていました。確信に満ちてたんたんと指示しました。そして、「その後すべきことは、あの人が教えてくれるでしょう」とボアズとボアズを通して今まで慰めと情け深い愛を示した神様にすべてを委ねました。
3. 言われるとおりにいたします
人間的には、ナオミの指示は、前のめりで、ええっ?本当にこれをやるの?しかも、今晩とはあまりに急なのではない?そんなことのできる人がこの世にいるかしら?自分にもちょっと無理なのだけど、と思いたくなる内容です。でも、ルツはどう対応したのでしょうか。5節、6節です。「5ルツは、「言われるとおりにいたします」と言い、6麦打ち場に下って行き、しゅうとめに命じられたとおりにした。」ルツは言われるとおりにいたしますと言い、そして実際に、直ぐに支度をして、行って命じられたとおりにしました。7節です。「ボアズは食事をし、飲み終わると心地よくなって、山と積まれた麦束の端に身を横たえた。ルツは忍び寄り、彼の衣の裾で身を覆って横になった。」
昔の人にとっても、これは普通のことであったわけではありません。なかなかできない事ではないでしょうか。どうしてルツにはできたのでしょう。それは、全てを捨ててナオミとナオミの神様に従って生きてきたからです。モアブの地を出た時、ルツはどんな時も、ナオミの神様に委ねる決心をしてモアブの地を後にしました。それでこの件についても、ナオミの神様を信頼し、とても忠実に従いました。実際、信仰と従順は一つです。信頼することは心から従うこと、心から従うことは信頼したことを意味します。
ルツは神様が自分を愛して最も良いものをくださる方であると信頼していたのです。ナオミの指示の通りにすべて果たしました。あとは神様の御手に委ねるだけです。ボアズの衣の裾でのルツの祈りが聞こえるような気がします。「神様、すべてを御手に委ねています。母ナオミとわたしを憐れんでください。神様の御心のままになさってください。」
4. 主の祝福があるように
8節、9節です。「8夜半になってボアズは寒気がし、手探りで覆いを捜した。見ると、一人の女が足もとに寝ていた。9「お前は誰だ」とボアズが言うと、ルツは答えた。「わたしは、あなたのはしためルツです。どうぞあなたの衣の裾を広げて、このはしためを覆ってください。あなたは家を絶やさぬ責任のある方です。」夜半になりました。外で寝ていたので、寒くなりました。それで、ボアズが手探りで掛け布団のような覆いを捜しましたが、何か人間のようなものが手先から感じられました。それでびっくりして目覚めて見ると、一人の女が足もとに寝っていました。驚いたボアズは「お前は誰だ」と聞きました。ルツも、寝る前から心に準備した言葉を発しました。それは、自分がルツであることと、ナオミ、エリメレクの家を絶やさぬ責任のあるのがあなたなので、あなたに婚姻の申し手をしますということでした。
ボアズも驚いたことでしょう。しかし優しく話をしました。10節です。「10ボアズは言った。「わたしの娘よ。どうかあなたに主の祝福があるように。あなたは、若者なら、富のあるなしにかかわらず追いかけるというようなことをしなかった。今あなたが示した真心は、今までの真心よりまさっています。」ボアズはルツに主の祝福があるようにとルツを心から祝福しました。それは、当時の若い女性たちであれば「富のあるなしにかかわらず、若い者なら、追いかける」のが普通であったのに、ルツは自分の満足ではなく、ナオミのために、また、死んだ夫や舅のためにボアズを選択したことです。ボアズは「今あなたが示した真心は、今までの真心よりまさっています」と、その姿勢と選択を称賛しました。このような選択をしたルツ、あなたに主の祝福があるようにとボアズは言ったのです。
5. わたしが責任を果たします
11節から13節です。「11わたしの娘よ、心配しなくていい。きっと、あなたが言うとおりにします。この町のおもだった人は皆、あなたが立派な婦人であることをよく知っている。12確かにわたしも家を絶やさぬ責任のある人間ですが、実はわたし以上にその責任のある人がいる。13今夜はここで過ごしなさい。明日の朝そのひとが責任を果たすというのならそうさせよう。しかし、それを好まないなら、主は生きておられる。わたしが責任を果たします。さあ、朝まで休みなさい。」」ボアズはルツがどんな心でいるかよく思案していました。そして、「心配しなくていい」安心しなさい。「きっと、あなたが言うとおりにします」とルツに約束しました。暗くて見えなかったでしょうが、このボアズの言葉にルツは一安心して感謝の息をしたと思います。
また、ナオミよりも更に正確な情報をもっていたボアズは、ボアズより責任がある人が一人いること、その人が責任を果たすようにします。しかし、その人がその責任を果たさないのなら、わたしが責任を果たしますと、生きて働いておられる神様の御前で、ルツに約束しました。ボアズも本当に信頼に値する人物です。全てを神様の御前で適切に執り行うのです。それで、14節の御言葉を見ると、「ルツは、夜が明けるまでボアズの足もとで休んだ」と聖書は記しています。自分の肩に負っていた重い責任感、重荷を下ろして、その重荷を全部負ってくれるボアズの足のもとで、ルツは安心して真の休息を取ることができました。
6. 祝福を受ける器、ルツ
今日のメッセージの題は主の祝福があるようにです。神様の永遠の命の御業に用いられることほど栄誉なことはないでしょう。それは特別な祝福です。そのような祝福がこの世にあり得ると知ったなら、その祝福を受けたいと願わない人は、一人もいないはずです。それで、祝福の器となったルツの信仰に思いを巡らせてみたいと思います。
ルツは、ナオミから、ちょっと無謀で急な結婚の作戦を聞いたとき、「言われるとおりにいたします」と言いました。そして、今晩、と言われたその指示に、直ぐ従いました。この信仰の姿勢の故に、ルツは神様の祝福を受けることができました。
ルツは、神様に人生を委ね、御言葉に従い、ボアズの衣の裾に覆われて、全ての人類の救済の歴史の中で大きく用いられました。マタイによる福音書1章5節、6節、イエス・キリストの系図です。「5サルモンはラハブによってボアズを、ボアズはルツによってオベドを、オベドはエッサイを6エッサイはダビデ王をもうけた。」この系図から、後にイエスキリストが生まれられました。
イエス様の母になったマリアも同じでした。婚約中のマリアは天使ガブリエルが来て乙女として男の子を産むと告げた時、「ごめんなさい。わたしは婚約していて、すでに自分の計画があります。他の人を捜してください」と言えたでしょう。しかし、マリアはルカ1章38節にあるように「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」と答えました。そして、イエス様の母として用いられました。
イエス様も、最後にゲッセマネでこう祈られました。ルカ22章42節です。「父よ、御心なら、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願いではなく、御心のままに行ってください。」そして、イエス様は十字架で罪人のために死なれました。そして、天の御座に着かれただけでなく、世の終わりの日に至るまで多くの永遠の命の実を、全人類に与え続けられます。
ヨハネによる福音書12章「24はっきり言っておく。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。」とありますが、自分の計画、自分の考え、自分の立場、自分と言うものが一度死んで、初めて多くの実を結ぶということです。そして、今日、自分が遭遇するあらゆる出来事は、全ての人を愛し、全ての人の救いを願っておられる神様の、主権的な導きによるものだという信仰に立つことです。だから、神様の主権を心から受け入れ、へりくだり、自分を捨てて、今いるその場所で、本気で御言葉に従うこと、それが多くの実を結ぶ祝福への唯一の道なのでしょう。一度だけの人生です。私たちも自分の人生を主の御計画と御言葉にすっかり委ねて、天からの朽ちることのない祝福をあふれさせていただけますように祈ります。神様に用いていただいて、天の御国で褒美を頂きますように祈ります。
7 招きと決心
それでは、招きと決心の時間を持ちましょう。神様は、全ての人を招いておられます。父なる神様はどんな人をも例外なく愛しておられます。全ての人は一度死んで死後に裁きを受けることが定められています。しかしイエス様は、罪を犯すしかない無責任で無知な私たち人類の受けるべき責めと、恥と、痛みと、病を全て代わりに背負って十字架で死んでよみがえられました。ペトロの手紙一2章24~25節です。キリストは、「24十字架にかかって、自らその身にわたしたちの罪を担ってくださいました。わたしたちが、罪に対して死んで、義によって生きるようになるためです。そのお受けになった傷によって、あなたがたはいやされました。25あなたがたは羊のようにさまよっていましたが、今は、魂の牧者であり、監督者である方のところへ戻って来たのです。」私たちをそのまま、力強い愛によって覆って下さる父なる神様の御許に戻り、絶えることの無い安息を頂きましょう。
共に祈りましょう。祈ります。
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